XaaS Connectionの概要
※2025年7月よりSaaS Connectionの名称がXaaS Connectionに変更されました。
XaaS Connectionは、OCXの閉域ネットワークから指定のXaaS※1への閉域接続を、接続先サービスに応じて、NAT機能(SNAT)またはIPsecトンネルを用いて提供するものです。
XaaS Connectionは、主に下記の用途でお使い頂けます。
- お客様でNATルータをご用意頂くことなく、指定のXaaSへの閉域接続を行うこと。
以下、現在接続可能なXaaSをカテゴリごとに掲載しています。
カテゴリごとの接続可能サービス一覧
項目説明
各カテゴリの表で使用している項目の意味は以下のとおりです。
-
接続方式:当該サービスが対応している接続方法の数を示します。
- 選択
- 複数の接続方法に対応しており、いずれかをお選びいただけます。
- 固定
- 接続方法は1つのみです。
- 選択
-
接続方法:各XaaSで利用可能な接続方法を示します。インターネット接続要件は接続方法ごとに記載しています。
- L3
- お客様機器またはOCX-Router(v1)とXaaS Connectionリソース間で、BGPによるネットワークを構築いただくだけで、XaaS Connection経由で通信できます。IPsecやクライアントアプリ等の追加の設定は不要です。
- クライアントアプリ/PACファイル
- お客様機器またはOCX-Router(v1)とXaaS Connectionリソース間でBGPによるネットワークを構築いただき、お客様にてエンドユーザー環境向けにクライアントアプリ/PACファイルの展開を行うことで、XaaS Connection経由で通信することができます。IPsec等の追加の設定は不要です。
- IPsec(CPE終端)
- お客様機器までのネットワーク到達性をBGPにより構築し、お客様機器側で対向サービス間とのIPsecトンネルの終端設定を行うことで、XaaS Connection経由で通信できます。なお、XaaS ConnectionリソースのIPsecトンネル終端設定(IPsec Parameter)は利用できません。
- IPsec(XaaS Connection終端)
- お客様機器またはOCX-Router(v1)とXaaS Connectionリソース間でBGPによるネットワークを構築し、XaaS Connectionリソースと対向サービス間とのIPsecトンネル終端設定(IPsec Parameter)を設定することで、XaaS Connection経由で通信できます。
- L3
-
インターネット接続要件:サービス利用時に、閉域網以外にインターネット経由の通信が必要かを示します。
SaaS
| サービス名 | SLA対象 | 接続方式 | 接続方法 | インターネット接続要件 |
|---|---|---|---|---|
| Cybozu | 対象 | 固定 | L3 | 不要 ※2 |
| Microsoft Azure Peering Service | 対象 | 固定 | L3 | 必要 |
| ServiceNow AI Platform | 対象 | 固定 | L3 | 不要 ※2 |
セキュリティサービス / SASE
| サービス名 | SLA対象 | 接続方式 | 接続方法 | インターネット接続要件 |
|---|---|---|---|---|
| Zscaler | 対象 | 選択 | IPsec(CPE終端) | 不要 |
| クライアントアプリ | 不要 | |||
| Cisco Umbrella | 対象外 | 選択 | IPsec(CPE終端) | 不要 |
| クライアントアプリ | 必要 | |||
| PACファイル | 不要 | |||
| Cato SASE Cloud Platform | 対象外 | 固定 | IPsec(XaaS Connection終端) | 不要 |
| Cisco Secure Access | 対象外 | 固定 | IPsec(XaaS Connection終端) | 不要 |
IaaS
| サービス名 | SLA対象 | 接続方式 | 接続方法 | インターネット接続要件 |
|---|---|---|---|---|
| Wasabi Hot Cloud Storage | 対象外 | 固定 | L3 | 必要 ※3 |
注意事項
- 別途、DNSとの接続が必要となります(インターネット接続やプライベートDNSなど)。
- 2025年7月現在、XaaS Connection はIPv4のみでの利用が可能です。IPv6には対応しておりません。
- XaaS Connection に設定できるBGPは、eBGPにのみ対応しています。iBGPには対応しておりません。
- XaaS ConnectionはGREトンネルには対応しておりません。
- SLAの適用対象サービスは上記の接続可能サービス表のSLA対象列をご参照ください。SLAの適用条件の詳細は利用規約のXaaS Connection個別規定をご確認ください。
XaaS Connection作成手順
接続するXaaSにより入力する情報が異なりますので、下記の作成操作ページをご確認ください。
SaaS
XaaS Connection(Microsoft Azure Peering Service)の作成
XaaS Connection(ServiceNow AI Platform)の作成
IaaS
XaaS Connection(Wasabi Hot Cloud Storage)の作成
セキュリティサービス/SASE
XaaS Connection(Cisco Umbrella)の作成
XaaS Connection(Cato SASE Cloud Platform)の作成
XaaS Connection(Cisco Secure Access)の作成
XaaS Connection 設定項目
XaaS Connectionでは下記XaaS Connectionリソースを作成し、VC(Virtual Circuit)のアタッチ操作を行うことによりXaaSへの閉域接続を実現します。
SaaS・IaaSを指定して作成すると、接続先の事業者が同一ASで提供するすべてのサービスへの閉域接続が可能になります。
セキュリティサービス/SASEを指定して作成すると、接続先のセキュリティサービス/SASEへの閉域接続が可能になります。
また、NAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを追加することが可能です。

| No | 設定項目 | 設定内容 |
|---|---|---|
| 1 | XaaS Connection (リソース) | OCXネットワーク上にXaaS Connectionリソースを作成します。作成時にNAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを1つご提供いたします。※4 |
| 2 | NAT IPアドレス※4 | 作成したXaaS Connectionリソースに対して、NAT機能で変換に用いるIPv4アドレスを追加することができます。 |
| 3 | BGP Parameter | 作成したXaaS Connectionに対して、BGP接続の設定が可能です。 |
| 4 | IPsec Parameter※5 | 作成したXaaS Connectionに対して、IPsecの設定が可能です。 |
注記
※1 XaaS (X as a Service)とは、外部の様々なクラウドサービス(ソフトウェア、プラットフォーム等)の総称です。
※2 サービス利用時の通信は閉域網経由で利用可能ですが、機能によってはインターネット接続が必要となる場合があります。詳しく は各サービスの作成・変更・廃止ページをご参照ください。
※3 ダッシュボードへのアクセス時にインターネット接続が必要です。
※4 NAT IPアドレスは接続方式が固定のセキュリティサービス/SASEではご利用いただけません。
※5 IPsec Parameterは接続方式が固定のセキュリティサービス/SASEのみご利用いただけます。